脱ドンブリ経営~これだけ知っていれば8割OKな経営数値の知識~

「決算書くらいは読めないと…」
「貸借対照表が読めるように簿記の勉強しないといけないかな…」
なんてことを考えたことはありませんか?

結論として、無理に簿記の勉強をする必要はありません。
もちろん、簿記を知っていれば理解できることも増えて便利な知識です。

ただ、これから説明する1枚の図と、税理士事務所をうまく活用していただければ、無理に勉強しなくても大丈夫です。
今回は、これだけ知っていれば8割OKな経営数値を示す図を紹介できればと思います。

お金のブロックパズルに数値を書いていく

どんな図を書けばいいか。
結論は以下の図を書くことです。

(西順一郎氏が考案したSTRAC表を和仁達也氏がアレンジした図である「お金のブロックパズル」)

図は以下内容を表しています。

「売上が100万。仕入などの変動費(=売上に連動して増減する費用)が20万だから売上から変動費を差し引いた粗利は80万。固定費(=売上に関わらずかかる費用)は人件費が40万で、その他の経費が30万。この時、利益は10万」

文章で書くと頭が痛くなるような内容も図で表せばスッキリします。
そもそも、なぜ数値の話は難しいのでしょうか?それは

1円単位の細かい数値を言われるから

というのが一つの理由としてあります。

私たち税理士事務所は1円単位を気にしますが、経営者は1円単位の数値を見ない方がよいです。
全体感を見て欲しいので、数値も千円単位や万単位のものを見た方がいい。

また、経営者が覚える必要のない数値の知識はどんなことでしょうか?

細かい簿記の仕訳の話

税金の詳細な計算方法の話

経営者はやることが一杯なので、これらは税理士事務所に任せましょう。
逆に経営者が覚えるべきことはなんでしょうか?

経営判断に必要な数値の見方

これだけ分かっていればOKです。
その経営判断に必要な数値の見方ができるのが、先ほどの図のお金のブロックパズルです。

お金のブロックパズルとは、西順一郎氏が考案したSTRAC表を和仁達也氏(年間報酬3,000万円が10年以上続くコンサルタント、ロングセラーの著書多数)が応用した図です。
和仁氏の直伝の内容について、ここから説明していきます。

その投資、本当に利益に貢献していますか?

「売上を上げるために広告を出しましょう!」

このような電話、よくかかってくるかと。
広告は売上を上げるための大事な手段です。
そのため、広告すること自体は全く否定しません。

とはいえ、費用対効果を検討した上で投資の判断をしていますでしょうか?

 

・広告を出す前は先ほど示したブロックパズルの状態
・25万の広告を出したら、売上は30万増が見込める

この時、広告を出すべきか、出さないべきか。
数値を根拠に判断できますでしょうか?
ブロックパズルを更新していくと簡単に分かります。

結論として、投資前に10万だけあった利益が9万になっています。
売上が30万増えるとしても、投資をすべきでない、という話になります。

まとめ

一つだけ問題を出しましたが、正解できましたか?
正直なところ、記載した文章だけ読んでいても、理解が難しく、正解するのは簡単ではなかったかと思います。

そこで今回の内容について、弊社の経営支援チームがセミナーをさせていただきます。
お金のブロックパズルを使いこなせると、以下の判断が数値を根拠に、自身でできるようになってきます。

・借金はいくらまでしていいのか?
・人件費はいくらまで出すのが適正か?
・根拠ある売上目標はどうやったら決められるか?
・投資をすべきか否か?

私自身も、お金のブロックパズルを使って経営判断していることがよくあります。
ぜひご参加いただき、経営に必要な数値の知識を覚えていただければと思います。

最後に、経営支援チームからの一言を記載します。

経営支援チームから一言

のむら会計の西川です(写真左)。

私は、金融機関での勤務や事業会社での経営企画・財務担当を経験しました。
現在は、のむら会計の経営支援チームとしての公認会計士の山田(写真右)と一緒に、税務を超えた企業支援に注力しております。

通常、税理士事務所では税務申告・相談が主な業務となりますが、私は創業支援や事業計画策定、M&A等も行なっております。

企業は「赤字続きでも資金繰りが回れば、事業継続可能」です。
お金を貸す側、借りる側両方の立場を経験した過去を活かし、企業の成長をサポートできればと考えています。

セミナーは1人1人の理解度に応じて進められるよう、各日程先着1名限定で参加者を募集しております。
今回のセミナーを通して、経営者の方に改めて自社の収益構造、資金繰りについて理解を深めていただければと思います。
自社分析の結果を将来の事業戦略に活かしましょう。

以下、参加申込フォームから、ぜひお申し込みください。

 

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この記事を書いた人

野村 篤史税理士法人のむら会計 代表(公認会計士・税理士)
金沢で50年続いている会計事務所、税理士法人のむら会計を運営。
ITの知識・金融機関監査の経験を生かし
普通の税理士事務所+αのサービスを提供。

【著書・掲載実績】
図解でざっくり会計シリーズ2 退職給付会計の仕組み(中央経済社)
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