【火災保険料30%UP!】知らないと損をする、24年10月までにやっておくべきこと

石川県金沢市にある税理士法人のむら会計、公認会計士・税理士の野村です。

火災保険が「24年10月から30%ほど値上がりする」という話はご存じでしょうか?
最初に結論をお伝えすると、火災保険に入っている場合は、「値上げ前の24年9月末までに、複数社の損害保険会社で見積をとり、5年契約の保険に加入することで、値上げ前の金額で保険料を5年固定する」ということをオススメします。

以降、詳しく内容を解説します。

そもそも火災保険とは?

火災保険は、火災等による建物や家財の損害に対する補償を提供する保険です。
しかし、多くの方が火災保険の仕組みについて十分に理解していないかもしれません。
具体的には、次のような損害に対応しています。

・火災:火災による建物や家財の損害。
・爆発:ガス漏れなどによる爆発による損害。
・落雷:雷による損害。
・風災・雪災:台風や暴風、豪雪による損害。
・水災:洪水や土砂崩れによる損害。

これらのリスクに対して、火災保険は経済的な補償を提供し、再建や修繕の費用をカバーします。

24年10月からの保険料値上げの背景

近年、気候変動や自然災害の頻発により、保険会社は火災保険の保険料を見直す必要性に迫られています。
この背景には以下の理由があります。

自然災害の増加

台風や豪雨、地震などの自然災害が頻発しており、これに伴う保険金支払いが増加しています。
特に近年の日本では、大型台風や豪雨による被害が相次いでおり、これが保険会社の経済的な負担を増加させています。

建材費や修理費用の高騰

建材費や修理費用が年々上昇しており、火災や自然災害による被害の補償額も増加しています。
これにより、保険会社は保険料を引き上げる必要があります。

保険金の増加

過去数年で保険金の支払い額が大幅に増加しており、これが保険料の値上げの一因となっています。
特に、大規模な自然災害が発生するたびに、保険金の支払いが急増しています。

これらの要因により、24年10月から火災保険の保険料は値上げがなされます。
なお、24年10月の火災保険料の改定で、水災に関するリスクに応じて保険料が変動することとなりました。

よかったらこちらのリンクから、自身の会社や住んでいる地区の水災区分をご確認ください。

保険料の増額イメージ

過去の経緯としては、この5年間で21年1月、22年10月にも保険料の値上げがなされており、24年10月は3度目の改定となります。
20年12月の保険料を100万円とした場合の保険料の推移の予測は地域別に以下となります。

保険料推移

こちらを見ていただくと、近年災害が多い熊本(九州)でかなりの値上げがなされることが分かるかと思います。
石川県は災害リスクを鑑みた値上げ幅としては東京が近いのですが、値上げ幅が低い東京ですら、24年10月には、144万円→187万円(+30%)の値上げが予想されています。

東京をモデルとして、火災保険の契約を5年契約した場合の、24年10月の値上げ前と値上げ後の保険料の5年間での負担額は以下となります。

5年保険料

5年トータルで935万円と720万円の差額は215万円にもなります。

全く同じ内容の保険に入っていたとしても、値上げ前に5年契約するのと、特に意識せず保険に入り続けた場合で、215万円も差が出てしまうため、ぜひこのタイミングで一度、火災保険の見直しをしましょう。

損害保険見直しのオススメの方法

複数社の保険会社で見積をとることをオススメしましたが、いくつもの保険会社に連絡をとって比較検討するのは、時間と労力がもったいないかと思います。

例えば「リスクマネジメント・ラボラトリー」という会社に保険の見直しを依頼すれば、損害保険会社10社の中から比較検討して、一番コストパフォーマンスのよい保険会社の保険を提案してくれます。

東京海上日動火災保険(株)をはじめ、メジャーな損害保険会社はカバーしているため、自身で何社もの損害保険会社に連絡をとって、比較検討するよりは、まずは、まとめて見積をとってくれる会社に依頼して、プロの目から見て、どの程度保険を見直す価値があるか意見をもらうことがよいかと考えています。

まとめ

火災保険の値上げに対応する方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?
どうしても文章の情報だけだと限界もありますので、よかったらこちらの動画もご確認いただき情報収集いただければと思います。

また、こちらのリンクから申し込めば、(株)リスクマネジメント・ラボラトリーが、無料で火災保険料分析シートを作成してくれます。

無理に同社を利用する必要はないのですが、火災保険に入っている場合には、値上げ前に保険の見直しをすることは経営において大きなコスト削減に繋がります。
ぜひこのタイミングで損害保険の見直しをしていただけたらと思います。

石川県で火災保険料の値上げにお悩みの方は、石川県金沢市にある当税理士法人にお声がけください。

この記事を書いた人

野村 篤史税理士法人のむら会計 代表
金沢で50年続いている会計事務所、税理士法人のむら会計を運営。
ITの知識・金融機関監査の経験を生かし「関わる人の納得いく決断と安心を誠実にサポートする」ことをミッションに活動している。

【主な保有資格】
公認会計士 登録番号26966 
税理士 登録番号125179 

【著書・掲載実績】
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