代表あいさつ

はじめまして。石川県金沢市で起業支援・会社設立に特化したサービスを提供する「税理士法人 のむら会計」代表の野村 篤史(のむら あつし)と申します。

1984年生まれで、平均年齢が60歳を超える税理士業界の中では、若手の税理士ということになります。

東京で生まれ、そこから大学・社会人まで約30年ずっと関東に住んでいました。

妻の実家が石川県で税理士事務所を営んでいたことから、縁があって金沢市で50年以上続く当税理士法人の代表となり、地域の皆様と関わりを持たせていただいております。

当事務所は決算書・税務申告書の作成実績が 1万件以上にもおよぶ、実績ある事務所です。

一方で、高齢化が進み 60代以上が 60%を超える税理士業界では珍しい、若手の公認会計士・税理士3名が主体となって運営しています。

従来型のお堅い、偉い大先生がいるような会計事務所ではなく若手ならではの考えで、税理士業もサービス業と捉え親しみやすく相談しやすい事務所にできればと思い、日々仕事をしております。

これまで積み重ねてきたものは丁寧に積み重ねつつ、新しく ITなどの情報戦略も取り入れて、地域の皆様やこれから石川県でビジネスを始めようという皆様から必要とされる税理士法人としてお力になれるよう日々務めていく想いです。

代表 野村 篤史

肩書きや保有資格等のご紹介

  • 公認会計士
  • 税理士
  • 経済産業省認定 経営革新等支援機関
  • キャッシュフローコーチ協会認定 キャッシュフローコーチ
  • 経営財務コンサルタント
  • クラウド会計ソフト freee認定アドバイザー
  • ITパスポート
  • 基本情報処理技術者
  • Microsoft Office Specialist Excel

プロフィール

慶応義塾大学を卒業後、公認会計士資格を取得。大手監査法人で最先端の会計・税務を習得し、さらに金融機関の監査を経験したことで、お金を貸す立場からのモノの見方を学ぶ。

単に税金の知識だけでなく、金融機関監査で得た金融の知識やコーチングの技術を組み合わせて、「関わる人の納得いく決断と安心を誠実にサポートする」ことをミッションとしている。

外部メディアでの紹介記事等

マイベストプロ石川での紹介記事

エフエム石川「山本美鈴のHAPPY SMILE」で紹介されたプロフィール
(以下をクリックすると、youtubeで音声が再生されます)

ラジオ

著書

図解でざっくり会計シリーズ2「退職給付会計のしくみ」
(新日本有限責任監査法人在籍時に執筆)

図解でざっくり会計シリーズ2「退職給付会計のしくみ」イメージ

掲載実績

freee運営の経営ハッカーに
「所得税と源泉徴収の関係とは?源泉徴収税の基本を税理士が解説」という記事を寄稿。
大手キュレーションアプリ、「SmartNews」に掲載される。

smartnews

「月刊経理ウーマン16年10月号」に
「賢い節税で会社を強くする方法を教えます」という特集記事を寄稿。

賢い節税

「月刊経理ウーマン18年8月号」に
「失敗しない「税理士」選び─ここがポイントだ!!」という記事を寄稿。

失敗しない「税理士」選び

「月刊経理ウーマン20年5月号」に
「決算期を過ぎてもできる節税策ー4つの着眼点ー」という記事を寄稿。

経理woman

「月刊経理ウーマン23年9月号」に
「社会保険料の会社負担を減らすための、アノ手コノ手を教えます」という記事を寄稿。

社会保険

「月刊経理ウーマン24年2月号」に
「小規模企業共済のメリット&デメリット」という記事を寄稿。

小規模

「北國新聞 2020年11月10日夕刊」の
「次世代士業団 結成」という記事でコメントが掲載されました。

「北國新聞 2020年12月21日朝刊」の「師走SOS」という記事で
コロナ禍での融資に関してのコメントが掲載されました。

略歴

0歳(1984年)

東京都杉並区荻窪で生まれる。小学校 3年生までを東京で過ごす。

 
10歳(1994年)

父のマイホームの夢を叶えるため茨城県牛久市に移住。家から小学校まで 4kmを自転車通学。

 
12歳(1996年)

中学受験を経験。スポーツも盛んな茨城県つくば市の中高一貫校、茗溪学園に入学。器械体操部に入り、毎日逆立ち、バク転をする日々を過ごす。チームメイトに恵まれ関東大会に出場。

 
18歳(2002年)

受験生となるが成績が伸びず浪人を覚悟。5校受験し 3校落ちたが私立では一番難しかった慶応義塾大学に運良く合格。

 
19歳(2003年)

大学の授業ではじめて簿記を学ぶ。簿記 3級を受験するが 2回不合格。会計の才能を感じなかったが友人の誘いをきっかけに公認会計士試験の勉強を開始。

 
21歳(2005年)

はじめての公認会計試験受験。一次試験に手も足も出ず不合格。

 
22歳(2006年)

大学を卒業したが就職せず資格受験浪人。2回目の受験で 1次試験は通過したが 2次試験で不合格。

 
23歳(2007年)

この年の会計士試験に合格しなかったら別の道を探す覚悟で勉強を続行。人生で一番本気になって勉強に取り組み 3回目の試験でなんとか通過。

 
24歳(2008年)

大手監査法人の新日本有限責任監査法人に入所。通算で上場会社 50社以上の監査業務に従事。中でも信用組合の現場責任者となり金融機関サイドの決算書の見方がわかったのが今に役立つ知識。

 
29歳(2013年)

石川県金沢市に移住。会計事務所で税理士業務を経験。

 
30歳(2014年)

税理士法人のむら会計を設立、代表就任。旧来型の先生スタイルの会計事務所でなく親しみやすく、IT等を駆使し業務効率化も提案できる事務所を目指し日々研鑽中。

 

事業承継ストーリー

(野村が税理士事務所の代表となるまでの話をストーリー調で記載しています。起業・事業承継する方の参考に少しでもなれば)

 

2013年7月、東京からの引越で、金沢駅からトランクを引きながらの道中。
 
「あーあ、本当に来ちゃったね。」
 
妻のこんな言葉からはじまった金沢生活。
 
なぜこの言葉だったのか。
 
遡ることその半年前…
 
 
 
義父から突然の電話があった。
 
妻の実家は、妻の祖父の代から続く会計事務所。
 
通常は義父が事務所を継いでいる流れだが、義父は残念ながら税理士資格がとれず、祖父の代から一緒に働いていた税理士が祖父から事業承継し、税理士事務所を運営していた。
 
その義父から
 
「税理士事務所の所長が80歳を超える高齢で廃業も検討しなければいけない段階になっている。
 
もし篤史くんが継いでくれるなら、ぜひ継いで欲しい」
 
と電話で言われる。
 
 
元々、私はずっとサラリーマンでいるより、独立も考えていた。
 
なぜなら、サラリーマンとして、どんなに嫌なことがあろうとも
 
歯を食いしばって一つの会社で40年定年まで勤め上げた実の父から
 
 
「小さくても一国一城の主になることは素晴らしいことだ」
 
 
と幼いことから言われ、その言葉を真に受けた結果、大学時代に必死に勉強し、公認会計士資格をとっていたから。
 
私としては、義父からのオファーを好意的に受け取ってた。
 
 
 
しかし、妻に相談したところ
 
「やめた方がいい」
 
と言われる。
 
 
 
なぜか。
 
妻は実家の税理士事務所の実態をある程度理解していたからだ。
 
 
妻の祖父は日本税理士会の副会長までやっていたような方で、当時の事務所は金沢でもトップ3に入るような規模だったようだ。
 
しかし、祖父の死後、経営は思うようにいかず、苦しい状況だったらしい。
 
 
そんな妻の苦言は聞こえてはいたが
 
「元々、独立してみたかったし、地盤を継げるなんてラッキーじゃないか」
 
「潰すくらいならもったいないから、できるだけやってみよう」
 
と、自分にとって都合のよい面だけ見て、事業承継を決意してしまった。
 
 
 
時計の針を戻して、2013年7月に…
 
 
 
実際に事務所に入ってみると、思っていた以上に状況が悪かった。
 
元々、祖父からの繋がりで顧問契約を続けてくれていた方が多かったので、自然と年齢の関係もあり廃業で顧客が減っていく。
 
新規売上獲得のルートが全くなかったため、顧客減少と連動し、売上が毎年のように減る。
 
当時の税理士事務所のトップは80歳を超える方で、その方に配慮して組織のオペレーションを回しているので、非効率だらけ。
 
 
業務の質としては、顧客が減少し、時間が有り余っていたため一定水準が保たれてはいたが「経営」という観点ではボロボロな状況だった。
 
 
 
妻が事前に懸念していたような状況で
 
「やばい。人生詰んでしまった。。。」
 
というのが正直な感想。。。
 
 
 
 
そこから腹をくくって
 
「3年でやるだけのことはやって、どうにもならなければ事務所をたたんで、別の道を選ぼう」
 
と決意。
 
 
 
それこそ起きている間はずっと「事務所をよくするにはどうしたらよいか」を考え、行動。
 
少しでもビジネスがしやすくなればと、養子縁組して名前も妻側の苗字の「野村」に変更。
 
行動の結果、変化を起こせば、どうしても昔からいる人にとっては面白くないこともあるので、時には衝突もしながら奮闘。。。
 
 
 
 
そんなこともありながら当初「3年でなんとかならなければ辞める」と決意したものの、今では10年経営をさせていただいております。
 
自分にとって経営は簡単なものでなく、苦しい瞬間も何度もありましたが、この役割を負ったからこそ経験できたこと、出会えた方もいて、とても感謝しております。
 
 
 
事業承継の難しさを経験したとともに、ほぼ起業と同じようにゼロから新規売上を作っていったことが今では自分の強みにもなっています。
 
これまで得た知識や経験を基に「大変なことも時にはあるけど、経営は楽しい」と少しでも経営者が思っていただける環境作りの手助けができれば幸いです。

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